中学生や高校生の子供のいる家庭で、子供が夏休みになると昼間に寝てばかりでダラけているのをなんとかしてあげたいって思いますよね。
私たち親は毎日家事をこなしているのに、となりで寝てばかりで手伝ってくれないと正直イラっとしますし……。
私が中学生や高校生のころは、友達と色んなところに出かけたり部活動に精を出したり、高校生のころにはアルバイトを入れたりしていて昼間に寝てばかりということはなかったですから。
夏休みに寝てばかりのお子さんをどうしてあげたらいいのかといった親御さんの心配と疑問について答えていきたいと思います。
夏休みに寝てばかりいる2つの理由とは?
そもそも、お子さんが昼間に寝てばかりいる理由は
- 夜中に起きていて昼夜逆転しているから
- 夏休みにやることがないから
この2つに限られますよ。
そこで手っ取り早い解決策としては
「昼夜逆転しないように朝早くに起きないといけない何かしらの予定を入れる」
これでしょう。
今はYouTubeやSNS、ネットゲームの時代です。
わたしたち親世代が子供のころには考えられないほど、ネットの世界がかなり発達しています。
あなたのお子さんは、
- 一日中YouTubeを見ていませんか?
- 一日中LINEやInstagramなどSNSをやっていませんか?
- スマホゲームやTVゲームに夢中ではありませんか?
10代の人の平日のスマホ利用時間は一日に3時間以上といわれています。
あなたもYouTubeなどSNSは見始めるとついつい、ずっと見てしまいますよね。
特に部活動やアルバイトをしていない子は、一日中SNSをして過ごしてしまいがちです。
こんな中学生や高校生が昼間に寝てばかりいないようにするために、わたしたち親がやれることを説明していきます。
早寝早起きに変える秘策
なぜ、夏休みになるとどうして昼夜が逆転してしまうのでしょうか?
それは、昼間に予定がないのが主原因です。
昼間に特に予定がないということは、朝早く起きる必要がないのでついつい夜中にSNSやネットゲームをやってしまい、昼夜が逆転してしまうといった悪循環が起こるようです。
もしあなたのお子さんが高校生なら、アルバイトをすることのできる学校もあるので、夏休みの間にお金を貯めることができますよね。
だけど、中学生の子の場合は部活動をしていないと朝早くに起きる用事が少なく、1ヶ月以上の休みは本当にやることがないんじゃないかと思います。
とはいえ、中学生や高校生のお子さんに「はやく寝なさい」と言ったところで、そのとおりにはしないですよね。
そこで、夜中にSNSやネットゲームをやらせないで寝かせるためには、夜中にやっていることをさりげなく、「明日やれば?」と昼間にやるように促してみるのはいかがでしょうか。
もしくは、朝はやく起きないといけない家事をお願いしてみるのもひとつの方法です。
では、次は朝早くに起きないといけないような用事の提案をしてみたいと思います。
朝早い時間に起きないといけない予定を作る
朝早く起きないといけない予定としては
- 朝ごはんの準備をしてもらう
- 犬の散歩をやってもらう
- プログラミング教室に通わせてみる
- 家族でアウトドアをしてみる
こんなメニューがお勧めですよ。
普段、朝ごはんはパンを準備するだけの家庭だったとしても、夏休みのときだけあえて簡単に準備できる朝食をお子さんに作ってもらいましょう。
ただし、いきなりご飯・味噌汁・焼き魚…のようなメニューを頼んではいけません。
もし、あなたがそんなメニューを作れって言われたら正直嫌ですよね。
なので、簡単にできる目玉焼きを焼いてもらうのはどうでしょう。
さらにやる気をみせてくれたら
「目玉焼き焼くの上手だし、スープも飲んでみたいなぁ」
なんて少しお子さんに甘えてみるのもいいのではないでしょうか。
2020年からは、小学校でプログラミングの授業が必修科目となります。
それにあたり現在では、夏休みの間に小学生はもちろん中学生・高校生も対象のプログラミング教室や夏休みの間におこなわれるプログラミングキャンプというものがあります。
現在は、働くにしてもパソコンを使うことができなければいけない時代です。
せっかく夜更かししてSNSをするくらいなら、昼間にプログラミングの勉強をさせるのはどうでしょうか。
いやいやウチの子は機械とか苦手で……という方だったら、昨今、流行っているアウトドアは?
スポーツ用品店にはもちろん、スーパーでもアウトドアコーナーが設けられるほどキャンプなどアウトドアが流行しています。
今までキャンプなどやったことがない親御さんの場合、いきなりアウトドア用品を購入するのにも何がいるのか分からないし、不安がいっぱいですよね。
そこで、まずはキャンプ用品のレンタルもしくは、道具は全部準備をしてもらえるキャンプ場に出かけるのはどうでしょうか。
いきなり泊まりでキャンプはハードルが高いと思うので、まずはデイキャンプといって昼間にキャンプ場でご飯をつくるのもいいですし、自然でのんびりするキャンプをしてみませんか。
家族で何かをおこなうことで、家族の絆も深まりますよ。
昼夜逆転した代償としての「9月病」
9月病って聞いたことがありますか?私は初めて知りました。
5月病はよく聞くけど、9月の時期にも5月病のような症状が出る人がいるようです。
9月病とは夏休みの間に昼夜逆転したり不規則な生活を送った代償として、学校や仕事が始まる9月に原因不明の不調のこと。
特に9月病は睡眠障害が強く出るのが特徴です。
9月病にならないようにするためにも、夏休みも規則正しい生活を心がけたいですね。
まとめ
夏休みに寝てばかりいる中学生や高校生のお子さんは、
- 昼夜が逆転している
- 朝早く起きる予定がない
ので、せっかくの夏休みなのに寝てばかりいるのでしょう。
朝早く起きないといけない家事をお願いして、予定を入れてあげましょう。
朝ごはんを作ってもらうことや、犬の散歩をしてもらうときにあなたも一緒にお子さんとやるのもいいかもしれませんね。
家族で何かをやることでコミュニケーションが取れて、ひょっとしたらお子さんが悩んでいることも聞くことができるかもしれませんよ。
お子さんが夏休みのときこそ、家族の絆を深めるチャンスとなることでしょう。