夏休み、学業を頑張っている学生さんたちにとっては、最高の長期休暇ですよね。
ですが、ハメを外しすぎてしまったのか、高校生のみなさんのほとんどが昼夜逆転の生活に陥ってしまい、戻すのに苦労しているそうなのです。
彼ら自身、昼夜逆転の原因は「夜更かし」だと自覚しています。
寝る前にスマホを見たり、夜通しテレビゲームをしているとあっという間に時間が経って、気がついたら朝の5時。
昼間に寝て夜起きるの王道パターンを繰り返してしまうようです。
私も高校生のころ常習犯でよくやっていました。笑
原因がわかっているので、それを治せばいいだけのことなのですが、夜更かしって楽しいからなかなかやめられないんでよね。
そこで、この記事では具体的にどうすれば、昼夜逆転を解消できるかを詳しくお話していきたいと思います。
若さゆえの遊びすぎですから、学校が始まればすぐに元通りになるのが正直なところ。
「とにかく昼夜逆転をなおしたい!!」と思っているそこのあなたへ。
ぜひ参考にしてみてください。
高校生が夏休み中に陥る昼夜逆転を治す方法は?
Q1 高校生が昼夜逆転を治すためには、何から始めるべきか?
A 朝に起きることを徹底づける。
Q2 改善するために特に気をつけなければいけないことは?
A 昼寝をしないこと。
Q3 夜はどう過ごせばいい?
A 夜11時までには絶対に布団に入り、スマホはなるべく見ない。
ここからは私自身がこうして治したよという体験談も交えて解説していきますね。
高校生の夏休み昼夜逆転生活の治し方1.「朝に太陽を浴びる」
まず、高校生が夏の昼夜逆転をなおすために1番最初に心がけなければならないのは、ズバリ「朝ちゃんと起きて朝日を浴びる」ということです。
「体内時計」という言葉、1度は聞いたことがありますよね?
「朝起きて夜に眠る。」という当たり前のサイクルは体内時計が私たちをそうさせているからなのです。
そして夜更かしを重ねて眠れなくなると、体内時計の歯車が狂ってしまうということなんですね。
例えてしまえば、体内時計はアナログ時計と一緒。
ちょっとしたことですぐに針が止まって動かなくなったり、動いたと思っても何時間かズレている。
そういう場合には正確な時間に針を合わせて「リセット」をすればまた正常に動き始めます。
ですから、歯車が狂ってしまった体内時計も「リセット」をしなおせば、また正常に戻るのです。
そしてそのリセット方法というのが、「朝日を浴びること」なのです。
朝の光を浴びることで、一定のリズムをまた刻み始めるので、続けていくとすぐに正常な生活サイクルを取り戻せます。
試しに朝8時から11時までのあいだに無理やりにでも起きてみましょう。
朝、顔だけ洗って家の近くを10分程度で構わないので散歩してみてください。
朝ごはんを買いに行くためにコンビニまで歩くなど、無理やり目的を作ってなんとか太陽の光を浴びにいくのです。
午前中のうちに太陽の光を浴びさえすれば、夜に必ず眠くなります。
なんでかというと、「体がそういうふうにできているから」としかいいようがありません。
騙されたと思って、まずはやってみましょう。
高校生の夏休み昼夜逆転生活の治し方2.「昼寝は厳禁!遊びに出かける」
午前中にきちんと起きて太陽の光を浴びることができたらまずは第1関門クリアですね。
この時点で体内では正常にリセット活動を開始されています。
ですが、そこで安心してはいけないのですね。
次に立ちはだかる壁は「昼寝」という名の誘惑です。
「昼寝」が昼夜逆転になってしまったそもそもの原因なのは私も含め、高校生のみなさんが自覚できていることだと思います。
もうここは我慢するしかありません、なにがなんでも昼の間は起きていてください。
昼間にお友だちとどこかに遊びに行く約束をとりつけて、暇な時間をなくすといいでしょう。
ただ、映画館などに行ってしまうと、夏休みに上映される退屈な映画を見ながら眠りこけてしまうので、座ることがないアクティビティーを選んで遊びましょう。
例えば、遊園地だったり、プールや海水浴だったり、体を動かしつつ楽しいことをしていると時間があっという間に過ぎていきます。
私がよくやっていたのは、遊園地とプールが併設されているアミューズメントパークで1日遊びまくることでしたね。
開園に間に合うように朝起きて、お友だちと待ち合わせて、まずは午前中プールでひたすら遊びます。
そこで少し昼寝をしてしまっても支障はありません、そのあとにまたすぐに遊ぶでしょうから。笑
そして夕方に遊園地エリアに移動して絶叫マシーンに乗りまくって終日遊ぶ、夜帰ってきたら絶対に眠くなりますよね?
昼夜逆転を治す荒療治なのに、お友だちと楽しい時間を過ごすだけでいつの間にか治ってしまう、努力ゼロの改善策です。
簡単だし、とにかく楽しいのでやらない手はありません!
いますぐお友だちに電話をして約束をとりつけましょう!!
高校生の夏休み昼夜逆転生活の治し方3.「スマホは我慢!夜11時に布団に入る」
午前中に起きて太陽の光を浴び、昼間から思いっきり遊んでしまえば、いくら高校生でも昼夜逆転はもうほぼほぼ治っていることでしょう。
あとは、夜の時間に気持ちを落ち着けて眠るだけとなりました。
ここで1つだけ死守していただきたいことがあります。
それは「夜11時までには必ず布団に入る。」ということです。
夏休みだからといって夜更かしせず、夜11時になったらすべての行動を中止して横になってください。
布団に入ったらスマホやテレビを見ないように、なるべく徹底してもらいたいのですが、そこは徐々に控えるようにしていけばいいです。
なぜかというとスマホやテレビなどの液晶画面はどうしても私たちの体内時計を狂わせてしまう天敵だからなのです。
代わりに前から気になっていた小説や漫画などの紙媒体を枕元に置いて眠くなるまでひたすら読み続けるなどもいいですね。
心を鬼にして見えないところに隠すのもストイックでいいかもしれません。
とにかく11時までには横になる、電子機器には触らない!
1日だけもいいから守ってみてください、すぐに慣れます。
それに朝になればスマホなんて、いじり放題なんですから。
熱帯夜の快眠を助ける秘密グッズ!
高校生だと元気が有り余っていて、日中に沢山遊んだ興奮がまだ覚めずに眠れないことも多々あるかと思います。
特に夏休み中はテンションがあがるようなイベントがたくさんあって、余計にそうなりますよね?
そんな夜眠る前にはその興奮を落ち着かせるためにも静かな時間を過ごして体をほぐしてあげることが大切です。
ここではプラスアルファ情報として私のお気に入りの快眠アイテムや方法についてご紹介していきます。
ご紹介したいのはたったの3つ。
(1)温かいカモミールティーやはちみつ入りのホットミルク
私は眠る前は必ず温かいものをゆっくり飲むことを習慣づけています。
温かいものを飲むと自然と気分が落ち着いてくるので、私はカモミールティーをよく飲みます。
カモミールティーにはリラックス効果や安眠効果があり、時差ボケを治す民間療法としてもよくとりあげられるほどです。
ハーブティーが苦手な人はホットミルクやはちみつ入りホットミルクでもかまいません、同じような効果が得られます。
カモミールティーにはちみつを入れるのも甘くて飲みやすくなりますから、是非試してみてください。
(2)10分間の瞑想
温かいカモミールティーを飲んで心を落ち着かせたら、10分間の瞑想をしています。
姿勢を正して胡坐をかき、目を閉じてひたすら深呼吸を繰り返すだけなのですが、やっていくうちにハマります。
最初は雑念が邪魔をするので、1分でもかまいません、呼吸に意識をかたむけることに集中するのです。
例えば、「5秒で吸って10秒で吐ききる、それをすべて鼻呼吸で行う。」
私はこのことにすべてを集中させて瞑想をしています、やりきると本当に穏やかな気持ちなれるからです。
これは実際にやっていただいて実感していただくほうがわかりやすいですね。
スマホのアプリにもなっていますし、無料動画でやり方を詳しく説明しているものもありますので、興味があるかたはまず、やってみてください。
(3)快眠BGMを聞いて寝落ち
スマホ依存症でなければ、YouTubeなどの動画サイトを検索して快眠にもってこいのBGMを利用するのも手です。
森にいるような鳥のさえずり音であったり、雨音や川の流れる音、波の音などの水が一定に流れているものや、はたまた月の鼓動だったりといろいろあります。
自分にあった動画を選んで、低音で聞き流していると、いつの間にか寝てしまいます。
親切なことにほとんどの動画が1時間以上の長いものになっていますから、いちいち新しい動画をさがす必要もないんですね。
自分にしっくりくるBGMを探して寝つきをよくしてみませんか?
このようなルーティンがほとんどで私は快眠できています。
最初から眠気がきているときは何もせずにそのまま寝てしまうし、10分間の瞑想のあとにプラスアルファでストレッチをしてさらに体をリラックスさせるときもあります。
やはり1番効果的なのは、なんでもいいから温かい飲み物を飲んで気持ちを落ち着かせるということですね。
なにか1つでも興味があったらやってみてくれると嬉しいです。
まとめと感想
以上、夏休み中に高校生が陥りやすい昼夜逆転を治す方法についてお伝えしてまいりました。
ざっくり振り返りましょう。
・まずは午前中になにがなんでも起きて太陽の光を浴びよう。
・昼寝をせず、日中に沢山遊んで気を紛らわそう。
・スマホやテレビを消して夜は11時には必ず布団に入ろう。
午前中に太陽の光を浴びて、体内時計をリセットさせることで規則正しい生活を取り戻そうということでしたね。
「継続は力なり」という言葉があるとおり、人間はなにかを習慣づければ、そのうち慣れます。
どんなにダラダラしていても、学校が始まれば、ほとんどの人がちゃんと元通りに順応していくようにできていますから、あまり気にすることはないと思います。
昼夜逆転は高校生に限らず、誰にでも起こりうることですし、何かのきっかけで必ず治ります。
深刻に考えずにまずは午前中に起きるためにワクワクするような目的を作る。
それが1番の解決策だと思っていますので、夏休みを大いに満喫して楽しく昼夜逆転を治してください。